東日本大震災から4年、少し複雑な思いで紹介するスペシャルコンテンツ

百の言葉の説明よりも「目の当たりにすることこそが大切なんや」彼はそう言った

2011年3月11日、誰にとっても、その日は、忘れようにも忘れられない一日に違いありません。
あの震災の直後から、被災地に何度も何度も通い、シャッターを切り続けた一人の写真家がいます。
その名は、久山城正氏。私の親友であり、岡山出身者の先輩でもあります。
私も、彼とともに一度だけ、被災地に同行させてもらったこともありました。

ところが、その彼は一昨年病に倒れ、その年の11月には帰らぬ人になってしまったのです。
彼は被災地で撮りためた写真を公開するため、写真展を準備していましたが、結局それも実現することが出来ませんでした。

こんな形で写真を公開することに、彼が生きていたら同意するかどうかは分かりません、
でも、あの震災から4年を経た今、写真家・久山城正氏が切り取った大震災の風景を、ぜひみんなに目の当たりにしていただきたい、
そう考えて、私達、彼の遺族や友人たちの手で、彼の遺した写真のほんの一部ではありますが、スペシャルコンテンツとしてまとめてみました。

彼を突き動かし、彼が伝えようとしたものはなんだったのか。
震災が遺した悲惨な爪痕でしょうか、それとも、自然の脅威に対する人間の無力さか、あるいは、災害を乗り越えて立ち上がってくる人間の力・・・・
敢えて言えば、そのどれもであり、しかし、どれでもない、それらの意識の先にある何か、そんな気がするのです。

ここにあるのは、彼の目が切り取った風景としての大震災、それだけです。
しかし、実際に彼が切り取った風景を目の当たりにしてみると、溢れ出てくる得体の知れない力に、釘付けにならずにいられません・・・

スペシャルコンテンツ
Shiromasa311

久山城正サイト
shiromasa.com


小説宝石1月号・すみれカフェ法律事務所Vol.10(第5話後編)

「金もなければコネも無い! オヤジ新人弁護士奮闘記」
小説宝石で連載中の真実用小説です。

■第10回「大家に契約更新を断られた!?(後編)」

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小説宝石1月号は、12月22日から発売中。よろしく。

なんとしても賃借人に出て行ってもらいたいという、大家の萩野。
いったい何を目論んでいるのか? どんな事情を抱えているのか?
大家が賃貸借契約の更新を拒否できるのはどんな場合なのか・・

今月も、弁護士・人吉幸夫の活躍をぜひチェックしてください。


小説宝石12月号・すみれカフェ法律事務所Vol.9(第5話前編)

「金もなければコネも無い! オヤジ新人弁護士奮闘記」
小説宝石で連載中の真実用小説です。

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お知らせがすっかり遅くなってしまいましたが、12月号の小説宝石に第9話掲載中。

■第9回「大家に契約更新を断られた!?(前編)」

東京に雪が降った夜、すみれカフェに現れた女性・・・
彼女は、部屋を追い出されてしまうのか。


九州にまたひとつ、いい場所を見つけました。鹿児島県日置市

■九州には、いいところがいろいろ。またひとつ、私の好きな場所が増えました

昨年から今年にかけて、熊本、大分、鹿児島県の鹿児島など、九州各地を訪れる機会が数多くありました。

知覧

ここは鹿児島県・知覧の武家屋敷のひとつ。実際にお住まいの方次第で、見学可能なところと、そうでないところがある。こんなセクシーなカッパが見学を丁重にお断りしている家があり。断られても思わずがほころぶ

そのひとつが、鹿児島県日置市

鹿児島でツーリストに著名な場所といえば、鹿児島市、桜島、知覧、指宿温泉、霧島など。日置って、いったいどこ? 何があるのでしょうか? 私にとっても、そこは未知の場所でした。

私が日置に行った目的は不動産の現地調査でした。ところが、これが思いのほかいいところなので、紹介せずにはいられなくなってしまったわけです。

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すみれカフェ法律事務所Vol.8(第4話後編)掲載小説宝石11月号発売

河野浩士の連載・真・実用小説

第8回 クレーム処理の落とし穴(後編)

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小説宝石11月号は、10月22日より発売中

商品は大丈夫なのか?
会社は大丈夫なのか?
株式会社キュートは、このクレーム危機をこうして乗り越える。


岡山に帰省したら、立ち寄りたくなるのはこの場所②「備前福岡・一文字うどん」

■備前福岡と一文字うどん

岡山から、瀬戸内海沿いに兵庫県の播州赤穂、相生を結ぶローカル線が「赤穂線」。
その長船駅の周辺は、典型的な岡山の田舎町の田園風景が広がっていて、まったくもって、のどかな雰囲気です。

しかしこのあたりをうろうろしていると、ときとして、古いお屋敷が並ぶ異空間に迷い込んでしまうことがあります。「そこが備前福岡」という地区です。

最近では、この地域はあの黒田官兵衛ゆかりの場所ということで、観光に力を入れているそうなのです。
とはいえ、岡山出身の私も、じつはこの地区のことよく知りませんでした。恥ずかしながら、地元の観光キャンペーンではじめて詳細を知ったという次第です。
官兵衛といったいどんなつながりがあるというのでしょう?

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岡山に帰省したら、立ち寄りたくなるのはこの場所①「牛窓・前島」

■岡山県瀬戸内市、瀬戸内海沿いにある「牛窓」という漁港

私が生まれ育ったのが岡山県であること、今も岡山県瀬戸内市に家があることは、すでに前のブログでお話ししたとおりですが、そこから、クルマで15分程度のところに「牛窓漁港」があります。

牛窓町は、日本のエーゲ海などと呼ばれたりして、近畿中国地方では、ちょっとおしゃれなリゾートエリアを気取っているので、その名を聞いたことがある方も多いでしょう。
しかしその実は・・・、たしかにおしゃれな施設こそ点在するものの、エリアとしては、結局、瀬戸内海をのぞむただの古い漁港で、とても、いまどきのリゾートと呼べるような雰囲気ではないことは、最初に言っておかねばなりません。

じゃあ「ふ〜ん、だったらなんでそんなところを紹介するんだ」そうおっしゃるかもしれません。

しかし・・・

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すみれカフェ法律事務所Vol.7(第4話前編)掲載小説宝石10月号発売

河野浩士の連載・真・実用小説

第7回 クレーム処理の落とし穴(前編)

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小説宝石10月号は、9月22日から発売中

株式会社キュートに、入ってきたクレームの内容とは。
電話をかけてきたのは、モンスタークレーマーなのか? それとも・・・
企業として対応を誤れば死活問題にもつながりかねないこの問題を、
人吉弁護士とキュートははどう乗り越えるのか。


お約束どおり、人生の折り返し点すぎると故郷が懐かしくなる

■岡山・・私が生まれ、高校を卒業するまで暮らしていた場所です。

故郷を離れてからは、正直なところあまり岡山を省みることも無く、両親にも「たまには帰ってきいや」などと、不平を漏らされたりしていたものです。当時は、昔を振り返りたくないという思いもあったかもしれません。

岡山後楽園、久々に入園しました

岡山後楽園、久々に入園しました

ところが、人生も折り返し点をすぎたかなと思うような時期になると、お約束のように、そんな岡山が無性に恋しく、気になってくるんですから不思議なものですね。

しかし、いざ恋しいとおもって岡山を振り返ったときには、すでに両親も故郷におらず、近しい親戚もほとんどいない状態です。ただ家だけが、今もぽつんと、瀬戸内市という町に放置されているのです。

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すみれカフェ法律事務所Vol.6(第3話後編)掲載小説宝石9月号発売

河野浩士の連載・真・実用小説

第6回「もう離婚しかない」そう思ったら(後編)

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小説宝石9月号は平成26年8月22日から発売中

風間聡美の離婚調停の行方はどうなるのか?
彼女の夫、風間康男はいったい何を考えているのか?
離婚は、裁判所で取り扱われる事件ですが、実際には法律問題だけ
で片付けられるものではありませんね・・・