久しぶりの京都、料亭を堪能してきました

■最近の結婚式
日曜日に京都高台寺の近くの料亭で結婚式&披露宴があり、出席してきました。

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料亭での結婚式&披露宴・・・昔はきっと、それこそ、珍しくないことだったのでしょうが、私には初めての体験。
ただ、最近では人気復活らしく、かえってちょっと注目のスタイルなのかもしれません。

広くて気持ちのいい庭園での人前式の結婚式、庭に面した広間で、ゆったりと食事、大人の雰囲気で、これが、なかなか素晴らしい。前後に他の結婚式が入っていないのも、落ち着けた理由の一つだと思います。

 

料亭での披露宴と言えば、定番「鯛の尾頭付き

料亭での披露宴と言えば、定番「鯛の尾頭付き

このところ続けざまにいくつか結婚式に出席しているのですが、料亭に限らず、どれも手作りのアイデアが凝らされていて、特徴的な披露宴ばかりという気がします。

「披露宴なんてあんまり興味ない」とおっしゃる方もいるかもしれませんが、もともと、披露宴はすべからく感動的だし、人間的なイベント。
費用は大変かもしれませんが、私は嫌いではありません。
なんなら、熱帯の部族よろしく、村で誰かが結婚したら、3日3晩飲み踊り明かす・・・なんて誰かやってくれないかな、と思ったり・・・

料亭”高台寺土井”気持ちのいい披露宴でした

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こちらは高台寺,方丈前庭のライトアップです

■結婚式の後の楽しみ

披露宴の後は、ライトアップされた高台寺を散策してきました。京都での披露宴は、そんな楽しみもありますね。

■ここは穴場ですよ

さて、高台寺は、北政所(秀吉の正妻「ねね」)が開創したメジャー級のお寺で、見応えがありますが、すぐそばに建つ「圓徳院」は素通りしてしまう方が多いのでは?
でもそれは勿体ない。じつはここ、穴場的存在でなかなかいいんです。

伏見城北政所化粧御殿の前庭から移されたという「北庭」、そして「南庭」、庭園は両方ともライトアップされていて、腰を下ろして眺めていると、うっかり帰りの時間を忘れそうになってしまいました。どことなくポップな襖絵、これも・・・一見の価値ありですよ。

ちなみに、この「圓徳院」は、高台寺の塔頭です。
「塔頭」というのは、もともと禅寺の高僧が没したとき、これをまつって敷地内に建てられた小塔。しかし、時代を経るに従って、高層が隠居後に住んだ場所(寺院)も「塔頭」と呼んだり、その定義は、どんどんとあいまいになったようです。

「圓徳院」は、もとは北政所の甥の、木下利房が住まいとしていたものですが、利房の没後にそのまま、利房の菩提寺として開かれ、高台寺の塔頭となったということです。北政所も晩年、19年間住んでいました。
つまり、もとが住まいだけに落ち着くんですね、きっと。
高台寺の近辺を巡るなら、ぜひ立ち寄ってみてください。高台寺との共通入場券も発売されてます。
園徳院の写真はアップしません。出かけてみてのお楽しみ。

ああ・・・、それにしても久しぶりの京都、クセになりそうです。

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